大田区でうさぎがかじった壁紙を補修した事例です。
「賃貸マンションに住んでおります。」
「退去する前に、うさぎが噛んで破いてしまった壁紙を直して頂きたくご連絡致しました。」
「予備の壁紙は持っておりませんが、洗濯機置き場に同じ壁紙が貼ってあります。」
「それを使って、補修をお願いします。」
と言うご依頼です。
このお客さんは問い合わせの段階ですでに、工事方法を良く理解してくれているようです。
とても助かります。
工事方法については「賃貸物件で安く壁紙を補修する方法」で詳しく解説しています。
賃貸物件でペットによる壁のキズや汚れについては入居者ご自身が補修費用を負担しなければなりません。
「補修費用の負担」については「賃貸物件の原状回復ガイドラインについて」を参考にして下さい。
そして、原状回復義務を負う具体的な事例は以下のような場合です。
- ペットによる壁紙に生じた損傷
- ペットによって生じた臭いや壁紙の変色
- 故意や過失により壁紙に損耗等を発生させた場合
その他の原状回復義務を負う具体的な事例は「原状回復義務を負う具体例」を参考にして下さい。
洗濯機の裏の壁紙を再利用して補修
うさぎが噛んで破かれた壁紙は、部分補修で直します。
「部分補修」については「壁紙のキズ補修について」で詳しく解説しています。
「部分補修だと不安だ。」と言う方は「部分補修だと補修カ所が目立たないか？」をご覧下さい。
まずは、洗濯機の裏の壁紙を剥がします。
その剥がした壁紙を補修用の壁紙として再利用して部分補修します。
【余談】たいていのペットは下地まで破損してしまうのに、きれいに壁紙だけかじっているあたりがいじらしい。
でも、この子が悪魔的なのは部屋に人がいる時にだけやるところです。
事前に壁紙を用意
洗濯機裏とは言え、退去時に洗濯機はなくなってしまうので、「剥がす場所」としては大胆な場所です。
しかし、心配はいりません。
今回は事前に壁紙のサンプルを送ってもらえました。
これにより『似た壁紙』の用意が事前にできました。
そのおかげで、おじさんはとても安心してお伺することができました。
ちなみに、事前に用意した壁紙は部分補修に使えません。
事前に用意した壁紙は、剥がした場所（洗濯機の裏）に貼り戻すために使います。
これで、違和感なく剥がした場所を元に戻せます。
事前に用意した壁紙が部分補修に使えない理由は「賃貸物件で安く壁紙を補修する方法」をご覧下さい。
壁紙のサンプルを送る前に必ず「壁紙の切れ端を送る際の注意事項」を読んで下さい。
工事のポイント
工事のポイントは「部分補修に使う壁紙は部屋内の壁紙を使う。」と言うところです。
そうすることで、違和感なく補修できます。
また、剥がした場所を貼り戻す際は「一面貼り替え」です。
壁紙を一面貼り替えれば、少しくらい壁紙が違っても違和感は目立ちません。
不思議ですね。
ざっくり言うと、
- 部屋のどこかの壁紙を一面剥がす
- 剥がした壁紙で部分補修
- 剥がした場所には似た壁紙で貼り戻す
（当然のこととして、同じ壁紙がある場合もあります）
お客さんの声
「先程はありがとうございました！」
「お部屋がきれいになって、ためになるお話も聞けて、近藤さん（ポリバレンテ）にお願いしてよかったです！」
「『夜と霧』は、これから図書館に読みに行ってみます。」
「紹介頂いた木部の修理業者さんにも問い合わせてみます。」
「本当にありがとうございました！」
私のライフスタイルに「読書」があり、お客さんと本の話をしました。
本に興味のある方は「私の本棚」を参考にして下さい。
木部の補修は、私にはできない（上手くない）ので、専門業者を「枠や巾木の補修」で紹介しています。
お問い合わせはメールで２４時間受付けます。
即日返信します。
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