港区の賃貸マンションで、猫の爪研ぎによる、壁と窓枠のゴムにできた傷を補修した事例です。
「賃貸マンションで猫を飼っております。」
「ペット禁止の部屋なので、貸主に分からないように壁の補修をお願いしたいです。」
「猫が壁で爪を研いでしまうため、部屋の数カ所に傷ができてしまいました。」
「壁の角が5カ所ほど爪研ぎされた傷があります。」
「また、窓枠のゴムでも爪研ぎをしており、4カ所ほど傷がついております。」
と言うご依頼です。
賃貸物件でペットによる壁のキズや汚れについては入居者ご自身が補修費用を負担しなければなりません。
「補修費用の負担」については「賃貸物件の原状回復ガイドラインについて」を参考にして下さい。
そして、原状回復義務を負う具体的な事例は以下のような場合です。
- ペットによる壁紙に生じた損傷
- ペットによって生じた臭いや壁紙の変色
- 故意や過失により壁紙に損耗等を発生させた場合
その他の原状回復義務を負う具体的な事例は「原状回復義務を負う具体例」を参考にして下さい。
壁は何とかなる、窓枠のゴムが問題
たいていの場合、壁や壁紙は何とかなります。
よっぽど酷くなければですが。

例えば「猫が壁で爪研ぎしてかなり酷い状態2万5千円|江東区」です。
この事例では壁だけ直して、壁紙の補修ができませんでした。
今回の依頼で問題なのは、「窓枠のゴムの補修」です。
やったことがありません。
そもそも、前例がありません。
大抵の猫は、壁や枠に傷を付けます。
窓枠のゴムで爪研ぎした猫は、今までいませんでしたねぇ。
不思議ではないですが。
ともかく、今回は窓枠のゴムを補修した事例が肝です。
壁の補修
壁の傷は、壁紙の損傷で済んでおり、下地は無事でした。
損傷した壁紙の補修は部分補修です。
部分補修には、窓横の壁の壁紙を再利用しました。

「部分補修だと不安だ。」と言う方は「部分補修だと補修カ所が目立たないか?」をご覧下さい。
剥がした場所には、事前に用意した壁紙を使って貼り戻しました。
同じ壁紙ではないですが、違和感はありませんでした。




賃貸物件での工事方法に関しては「賃貸物件で安く壁紙を補修する方法」で解説しています。
窓枠のゴムを補修
猫に爪研ぎをされて傷が付いた窓枠のゴムは、専用の補修材を使用して補修しました。
えぐれた部分は埋まり、きれいにい補修できました。

窓枠のゴムの補修は本業ではありません。
今回始めてやりました。


窓枠のゴムは専門用語で「シール」
当初「窓枠のゴム」と言われて大変戸惑いました。
窓枠のゴムのことを、専門用語で「シール(変成シリコン)」と言います。
ですから、「窓枠周りのシールを打った部分に爪研ぎをされた。」と言う方が、業者さんには伝わりやすいですね。
お客さんの声
「窓枠のゴムの部分の相談にも対応していただき、忙しい中早急に対応してくださって感謝いたします。」
「長時間に及ぶ作業をありがとうございました。」
「また機会がありましたら是非よろしくお願いいたします。」
まとめ
今回は、窓枠のゴムを上手く補修できて良かったです。
ポリバレンテは賃貸物件の原状回復をやっているので、壁紙以外の作業にも幅広く対応しています。

賃貸物件の原状回復でどんなことをやっているかは、専門サイトの「賃貸物件の原状回復工事ならポリバレンテ」をご覧下さい。
ちなみに、本職は壁紙です。
お客さんの要望に応えていくうちに、いつの間にか本職以外の作業に対応できるようになりました。
何でも出来るわけでは無いですが、やれる範囲で応えます。

誤解の無いように言わせていただきますが、お客さんには「やったことがありません。」ときちんと説明しています。
その上で、お客さんが私に依頼したのですよ。
お問い合わせはメールで24時間受付けます。
即日返信します。
ポリバレンテの対応エリアや工事料金の目安は「HOME」をご覧ください。